学校長あいさつ
校長 松原 芳和
沖縄県立宮古高等学校ホームページにアクセスしていただきありがとうございます。多くの皆様がこのホームページをご覧になり、本校の教育活動をご理解いただく機会になれば幸いです。
本校は、県立第二中学校宮古分校を前身とする宮古地区の拠点校であり、今年で創立97周年を迎える伝統校です。開校以来、「知性の啓培」「徳性の涵養」「体力の錬磨」を校訓として、「文武両道」を目標に掲げ、民主社会の形成者にふさわしい知・徳・体の調和の取れた人材を育成してきました。本校を巣立った25,000名余の卒業生は、県内外、海外の各界で活躍されております。
生徒は日々、学習、部活動、国際交流活動、資格検定等の取得等に意欲的に取り組み、多方面で良い成績を収めております。令和6年度の進路実績は、琉球大学医学部医学科等、国公立大学への進学者が27名、私立大学111名、短期大学7名、専門学校等61名、就職6名で、進路決定率は91%となっています。
部活動におきましては、ウエイトリフティング部、空手部、卓球部等が九州大会、全国大会に出場、他にも野球、バスケットボール、バレーボール、バドミントン、サッカー、駅伝・陸上競技、吹奏楽、軽音楽、競技かるた、美術、放送等、多くの生徒が日々練習に励み、県内外の大会で好成績を収めております。
小さな島で唯一の全日制普通高校ではありますが、生徒たちは視野を広く海外に向けており、多くの生徒が海外での研修等に参加しています。昨年度は本校の国際姉妹校交流事業で10名の生徒が台北市立復興高級中学を訪問し、交流を深めることができました。また外務省主催の「カケハシ・プロジェクト」や「アメリカで沖縄の未来を考える(TOFU)」プログラム、沖縄県教育委員会やJICA等主催の国際交流事業への参加を通し、多くの生徒がアメリカ、中国、カンボジア等で貴重な学びの機会をいただきました。引き続き、さまざまな団体が主催する国際交流事業への積極的参加を推奨し、「小さな島から世界へ」をキャッチフレーズとして国際理解教育を推進してまいります。
伝統ある宮古高等学校の新しい歴史をつくるため、生徒・職員が一丸となって教育活動に取り組んでおります。引き続き本校の教育活動へのご理解とご協力、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月