学校長挨拶

【校長 津野つの よしのぶ

春風香る先月末、宮古島の第2の空の玄関口となる念願の「みやこ下地島空港ターミナル」が開業しました。すでに成田路線が就航し、今後は香港等の海外路線も予定されているとのことです。沖縄本島経由ではなく、宮古と日本・世界が直接繋がることで、地域の魅力を国内外に発信し、国際社会で活躍するグローバルな人材が羽ばたく基盤が整ったことを嬉しく思うと共に、今後ますます多様化・複雑化していく社会に通用する生徒を育てる重責を改めて痛感しているところです。

 さて、本校は宮古郡民の熱烈な要望と、期成会会長 盛島明長氏の献身的な努力のすえ、昭和3年(1928年)県立第二中学校分校を前身として開校し、今年で創立91周年を迎えます。

 文武両道の校風と、校訓「知性の啓培」「徳性の涵養」「体力の練磨」のもと教育活動が展開され、学校は大変活気があり生徒達は生き生きと学校生活を送っています。

 現在、一学年 普通科5クラス、理数科2クラス、合計21クラスで全校生徒数は4月8日現在770名となっております。これまでに、27,466名の卒業生を輩出しており、県内外で活躍しております。

 昨年度の進路実績につきましては、卒業生269名中、国公立大学28名(琉大医学部医学科含む)、難関私立大学(中央、法政等)を含む大学進学者が145名(53.9%)、短大・専門学校進学者が81名(30.2%)、就職11名で進路決定率は88.2%です。

 部・同好会については、体育系が24、文化系が10、同好会が8あり、加入率は82%です。顕著な実績としましては、卓球、男子サッカー、ウェイトリフティング、陸上、自転車、競技かるた、美術、写真、吹奏楽、ダンス、科学、放送など、県の上位入賞、九州・全国派遣等、目覚ましい活躍を遂げております。生徒会・学校行事も活発で、国際交流についても、昨年度開始から20周年を迎えた姉妹校の台湾台北市立復興高級中学を始めとして、沖縄県や宮古島市の各種プログラムに積極的に挑戦し参加しております。

 昨年度は地域・保護者・同窓会・関係各位に支えられ、おかげさまにて、節目の九十周年式典を大成功裡に終わることができました。昭和・平成・令和の三つの時代を経て、次の百年に向けて、伝統ある宮古高校の名をなお一層高められるよう、また生徒の夢実現・自己実現に向けて、教職員一丸となって教育活動に邁進していく所存であります。

 引き続き、本校教育に対する皆様方のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成31年4月